「
娘。
」な話
2004年11月26日『モーニング娘。』
こんばんは。改めましてsato（）です。
念のため改行しておきます。
１月２０日。
滋賀びわ湖ホールはその名の通りびわ湖がすぐ近くにあった。近く、というよりホールの裏がびわ湖だ。
久しぶりに揃ったISOでびわ湖を見て「うみーっ！」と叫ぶ。バカバカしいが楽しい。
辻加護卒コン以来の再会を果たしたオク・イリコ。
「海じゃないからっ！」とジンくん（ISOエッグ）。
この日は夜公演のみ。イリコと連番だ。チケットはダイイチさん経由で手に入れた。ＦＣチケットを手渡され、名前を見て誰のチケットかすぐに分かった。ぜんこーさんのか。
１階Ｖ列。
ＦＣで”Ｖ列”とかありえないよ。とか思ったけど、中に入るとめちゃくちゃ後ろって訳でもなかった。よく考えたら、なちコンで３階席を引き、しょうじさんにフラレた僕のチケ運では責めることは出来ないな。
公演はいつも通りに始まり、いつも通りに終わった、というわけでもなかった。
最後のＭＣで”圭織コール”が起こった。飯田さんはマイクを通してはいなかったけれど、「ありがとう」と言っているのが大型スクリーンに映し出されていた。僕は声が出なかった。出ないものなんだな、こういう時って。
声は出なかったが、僕の目からは涙が出そうになっていた。
公演終了後、関東遠征組（チーム底辺周辺）と「美豚（びとん）」という鉄板焼屋で飲む。ISOとダイイチさんが同じ席。他の人に自己紹介したり、話をしたりするべきだったなぁ。ま、ダイイチさんはキモいってことで。
用事があった僕は終電で帰ることに。帰り際にヒカルさんがあのヒカルさんと知る。ごめん、よく分かってなかったよ・・・。ジンくんと一緒にタクシーで京都駅に行って終電に乗った。しかし、西大寺に着く直前に「乗り継ぎの電車はありませんのでご注意下さい」のアナウンス。注意出来ないよ・・・。結局タクシーで家まで帰る（\4,000。
１月２１日。
京都駅に着くと観光客がバカみたいにいる。朝のラッシュが昼に来たみたいだ。
びわ湖ホールに到着。
昼の部の開演は１３時。１２時くらいに着くようにした。連番者のhatさんと連絡を取り合い合流。チケはhatさんがＦＣで引き当てたもの、Ｉ列。Ｖ列と比べたらやっぱり近かった。通路を挟んで目の前に皇子さんとhayaさんがいた。背中に”０１７”。
昼の部が始まった。右サイドだったので飯田さんとかよく見える。登場の時に道重がウサってたのを確認。キャワッ！やばい！
昼の部終了。出口でhatさんが今度同志社でやるイベント”フロハロvol.2”のチラシを配ると言うので手伝う。しかし、なかなか受け取ってくれないものだ。受け取ってもらった時に「ありがとうございます！」というと次の人も受け取ってくれた。受け取り易くなるのかな、それで。配っているとエセダーヤス発見。びびった。
そんなこんなしていると関東遠征組は帰るとイリコが伝えに来てくれた。イリコも帰るようだ。オクヤマは京都観光に行くと言う。mixiに携帯で撮った清水寺（？）の写真が貼られていたが、彼の携帯には女子高生とかの写真も保存されているはずだ。今度確認しよう。
夜の部に参戦すると知っていたのは、hatさん・ジンくん・みょださん・コンどらくん。後は誰が来るとか分からなかった。コンどらくんとはチラシ配ってる時か、配り終えた時かに会った。さゆ写真集を２冊買ったと言っていたな。
ジンくんとはその後に再合流。携帯を持ってうろついてるもみあげを見かけたが、忙しそうだったのでhatさん・ジンくん・コンどらくんの３人と時間つぶし。
んでいつのまにやら団体の中にいた。みょださんにスケッチした絵を見せると、みょださんもカバンからスケッチブックを取り出した。たくさん描いてたし、書いてた。
夜の部が、ツアーラスト公演が迫っていた。
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僕の席は３階。
１階と２階がよく見える。満席だ。４階はよく分からなかったけどきっと満席だっただろう。
会場内に音楽が流れ始めました。
これまでも流れていたかもしれないけれど、僕の記憶ではライブは照明が落ちて始まる、というものでした。
流れ始めた音楽は、
『Good Morning』
言わずと知れた1stアルバムの１曲目。
さっそくMorning Callして
行こうよ あの空の彼方まで
心の翼大きく広げ
あなたにMorning Callして
目覚めた朝の窓 青い空
Good Morning はばたこうよ
僕は開いた口をしばらく閉じることが出来ませんでした。
ちょっと昔話をすると、僕は「抱いてHold on me！」でモーニング娘。が好きになり、1stアルバムをレンタルしました。
モーニング娘。ってアルバムでどんな曲を唄っているんだろう？と思いつつ聴いたのがこの曲。いきなり心を掴まれましたね。結局・・・アルバムは買いました。
この時、ステージ裏にもこの曲は届いていたはず。
どんな想いだったろうか。
どんな想いだったろうか。
漠然と、なんとなく、分かるような気がした。
そうして、ツアーラスト公演は始まった。
続く。
2004年11月30日『モーニング娘。』
こんばんは。改めましてsato（楽しむ気持ちを持つことが肝要）です。
このツアーでは普段あまり聴けることのない曲がセットリストに組まれていました。
「恋ING」
「Happy Night」
カップリングの曲を唄ってくれるのって嬉しい。
優越感というのはおこがましい気はしますが、カップリングを聴き込んでいることから来る感動というものはありましたね。
特に「Happy Night」が唄われる事に僕は心底喜びました。
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先に書いたように僕は「抱いてHold on me!」から娘。にハマッた人間です。ハマりかけの時期ってのは聴き込むものでして、次に出たシングル「Memory〜青春の光〜」はそれはそれは聴き込みました（今は聴き込んでないということではありません）。
”ネット”、と言うよりも”パソコン通信”で情報収集を始めたのもこの頃で、某掲示板で”Dancing Bashing Love”は”電信柱っ♪”と叫ぶんだよ、と教えられたり。
この曲を唄っていた頃のメンバーも今では飯田･矢口の２人だけ。福田・石黒・市井・中澤・保田・安倍はいない。その後に加入した後藤もいない、辻も加護もいない。
しかし、このツアーを通じてやっぱりモーニング娘。が好きだってことが分かりました。あの時とメンバーとはほとんど違えど、僕の中には少なからず娘。の歴史の重みってのがのしかかっているんです。僕にとって両方ともテセウスの船。体ってのは一つしかないけれど、好きだって気持ちは幾つでも持ってもいいんだから。
僕は中学生か高校生あたりからレベッカが好きでした。いや、今も好きです。しかし、残念な事に僕がレベッカのCDを集め始めた頃は解散が近い時期だったか、解散していたか、そんなころでした。
かと言って、解散してなかったらどうしていたか。情けないことですが、コンサートを見に行けるほどの財力や行動力など当時の僕にあるわけもなく（今も大して無いが）。
他に好きなアーティストはいなかったのか？と聞かれると答えに詰まります。その頃の流行を追ってはいましたが、”心から好きだっ！”と叫べるほどのアーティストは悲しいことにいませんでした。好きな曲はあってもそのアーティスト自体を心から好きだったかと言われると・・・。
魂を焦がせるアーティスト。
あぁ、僕はそれに出会えたんだな。
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こんな楽しい時間はない、と思っていても時間はどんどん過ぎていきます。
最後の「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」が終わり、アンコールの声が沸き立ちました。その声はもちろん”圭織”コール。
ここでは声は出た、出せた。
「涙が止まらない放課後」の後のMC。
メンバーの一人一人がコメントしていきました。締めはモーニング娘。リーダーであり、娘。単独のコンサートとしてはこれで最後となる飯田のコメント。
この時の飯田は大人の雰囲気を発していました。しかし、会場に集まったファンに対して感謝の気持ちは伝わってくるもののその目はどうにも遠くを見てしまっているように感じられました。
再び圭織コール。
やっぱりここでは声が出ない。
「ありがとう」という言葉が飯田の口元から漏れていました。
そこにあの曲のイントロが流れ始めたんです。
照明が黄色く染まり、一瞬戸惑いの表情を見せた飯田、そして他の娘。たち。
流れ始めた曲。それは「たんぽぽ」。
飯田が一節を唄い上げるとさっきまでの雰囲気とは明らかに違っていました。
来た！これだっ！
これが等身大の飯田圭織だ！
つい先ほどまでの大人っぽい飯田も飯田ではあるが、これだ！彼女の心底にある気質がこれなんだ！
僕は安堵感に包まれていました。
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ラスト公演終了後、先ほどまでいた面々と再合流。
みょださんとかセンタちょさんとかWackyさんとか那華さんとか。他にもいたけど誰が誰だか相変わらずよく分からない。まぁ、相手にしてみれば僕も誰だか分からないだろう。引き分け。
大津駅までhatさんとジンくんと歩く。さゆさゆ言ってた気はするがいろいろ考えてた。
京都駅の地下で晩飯を食べた。夜公演が始まる前から空腹だったから飯が美味い。ご飯がおかわり自由だったのでしてみた。水分もあまり摂ってなかったのでビール（小）なんか飲んでみた。最高に美味い。
奈良に帰る電車は一人。CDでも聴こうと思ったらウォークマンが動いてくれない。ファミリー席で僕の前方にいた客が前のめりに見ていてステージがよく見えなかった。それで椅子の上にウォークマンの入った荷物を置いてその上に座っていた。それが原因か？
と思ったらバッテリーが切れていただけだった。こういうときの為に普段から電池はリュックに入れてある。
通常、CDは前回停止したところから再生される。が、電池が切れたために最初から再生された。
ねぇ はずかしいわ（ドキドキ）
ねぇ うれしいのよ（してる）
あなたの言葉
「モーニングコーヒー飲もうよ 二人で」
モーニング娘。の全シングル曲が収められたCD-R。
当然、１曲目はそれなんだよ。
おわり。
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